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アルク教育社では、学校における英語教育改革の動き、e-Learning導入の成果、新しい技術の動向など、英語教育とe-Learningをめぐる話題やニュースを月に1度、学校英語教育にかかわるみなさまにお届けしていきます。

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●サンプル

◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ALC NetAcademy 通信[46]            2008.3.26
                         毎月第4週目発行
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★このメールマガジンは、ALC NetAcademyをご導入いただいた学校の先生方、
 当社スタッフがお会いした先生方にお届けしております。

          ∴∴目次∴∴

  【1】英語教育とe-learning
     「和洋女子大学の新たな英語教育への取り組み」
           (和洋女子大学 外国語教育研究センター長 服部久美子)
  【2】ALC NetAcademy2 新コースのご紹介
  【3】シリーズ<モバイルアカデミー活用事例紹介>
            (宮城教育大学 安藤明伸)
  【4】4月、5月の学会・シンポジウム開催案内

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【1】  英語教育とe-learning
     「和洋女子大学の新たな英語教育への取り組み」
     (和洋女子大学 外国語教育研究センター長 服部久美子)
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和洋女子大学が新たな外国語教育の取り組みを始めたのは、外国語教育研究セ
ンターが設立され、最新のコンピューター設備を誇るメディアセンター棟が完
成した平成16年のことである。特に英語教育の改善のために取り入れたのが
ALC NetAcademyであった。当初は、スタンダードコースと初級・中級コースを
導入したが、18年度に英文法コース、19年度に英語入門コースを加え、同時に
自宅や携帯電話からのアクセスも出来るようになった。
和洋女子大学は人文学部と家政学部の2学部で学生数約2500人であるが、人文
学部の英文学科と国際社会学科の学生を除くと、70パーセントを超える学生は
週2回の英語授業を1年間受けるだけである。近年他学科でも語学留学を希望
する学生が増え、就職活動に際して履歴書にTOEICの点数を書き入れることが
常識となり、2年次以降の英語教育も期待されていたのだが、専門教育との兼
ね合いから授業数を増やすことには無理があった。こういった状況下でのALC 
NetAcademy(以下NA)導入は、いつでもどこでも、英語自習教材を利用でき
る環境を学生に提供することができ、英語教育充実に向けての大きな進歩とな
った。
外国語教育研究センターでは、最初の平成16、17年度の2年間にわたり、セン
ター所属の教員が中心となってNAを授業に取り入れて新たな教育方法を試行
した。同時に入学時の習熟度別クラス分けのためのプレイスメント・テストと
その1年後、学習到達度を測るために同じテストを行い、NAを用いたクラス
と他のクラスの成績を比較分析した。その結果、NAを授業で使用したクラス
で成績(特にリスニング)が向上し、同時に行った学生アンケートでもCALL教
材に対する好評価が得られ、3年目からは更に新たな英語教育に取り組むこと
となった。
平成18年度の新カリキュラムでは、週2回90分間の英語授業を4つに分割し4人
の教員が担当しながら「読む・書く・話す・聞く」の4技能を徹底することと
し、「聞く」は全ての授業にNAを取り入れ、「読む」授業にも奨励した。新
カリキュラム施行1年後の学生アンケートでは、51%の学生が「パソコンを使
ったリスニング授業が役に立った」との回答を寄せ、中等教育での学習とは違
った新鮮さを持ち、苦手意識を感じずに楽しく学習できて、モチベーションを
高める一助となっていることが明らかとなった。
しかし、この4年間のNAを用いた授業の中でいくつかの問題点も浮上してい
る。一つはパソコン操作自体を苦手とする学生や、パソコンを使った授業に抵
抗を示す教員がいることである。その解決のため、メディア・センターとの連
携を密にし、4月の最初の数週間は助手補やT.A.が授業に出向いて、パソコン
操作について学生指導の補助を行い、パソコンに慣れない教員に対しては、CA
LL教材の利点を体験してもらうために個人指導や講習会を実施している。もう
一つの問題点は、成績の向上がリスニングに集中し、リーディング教材を用い
た授業の学習効果が余り上がらないことである。リーディング教材は、スタン
ダードコースでは語彙数が多く、内容が固くてレベルが高く、初中級コースで
は内容がビジネス関連に偏っていて興味を引きにくいようである。女子大であ
る本学特有の問題とも思えるが、今後、語彙数は少ないがある程度の長さを持
ち、ストーリー性のあるリーディングピースが加えられることが望まれる。ま
た、NAの学内使用限定への学生の不満や、問題作成の際の教員の不便などは
バージョンアップされたALC NetAcademy2 で多くの点で改良が加えられ、授業
内での使用が以前よりはるかに円滑に行えるようになった。
学習のモチベーションを高める工夫が求められ、リメディアル教育が必須とな
っている昨今、CALL教材への期待はますます高まることが予想される。同時に
NAを初めとするCALL教材活用のためには、新たな教育方法を模索する教員の
意欲と創意工夫と、学生一人一人へのきめ細かな指導が一層不可欠となるだろ
う。和洋女子大学では平成20年度に大幅な大学改革が行われ、外国語教育研究
センターは全学教育センターの外国語教育部門に路線が受け継がれる。新設さ
れた国際交流センターとの連携や第2外国語の充実など、今後新たな課題への
取り組みを続ける所存である。

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【2】  ALC NetAcademy2 新コースのご紹介
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中国語コースと共に、新たに加わった「技術英語パワーアップコース」をご紹
介します。
すでに多くの皆様にご利用いただいている「技術英語<基礎>コース」は、ラ
イティングの演習を数多く取り入れたアウトプット中心の教材です。これに対
し、「技術英語パワーアップコース」は、理系英語の基礎を学ぶと共に、書か
れた情報(技術論文)をどのように読み解けばよいのか、また発信したい文章
をどう論理的に構成すればよいのかが、理解できるようになる教材です。
「<基礎>コース」と「パワーアップコース」の2つの技術英語コースで、理
工系の英語学習者を強力にサポートします。
新コースは、以下の5つのサブコースから成り立っています。

<理系論文攻略>
英語の論文を利用して、論理的な文章を読み解く力・文章を構成する力を身に
つけることをめざします。間違い探し・空所補充・文や段落の並び替え演習を
通じ「論文力」を養成します。

<語彙&例文演習>
理工系英語学習者に必要不可欠とされる基本語彙を含む 全2,200語を収録。ク
イズ形式を取り入れた6つの演習を通じて、単語力の向上をはかります。また
動詞には例文を用意しました。

<ワンポイント理系表現>
研究発表や授業で使う図表やグラフ、数字や数式などの英語表現を聞き取れる
よう、また口頭で発表できるようになることをめざします。単に耳で聞いて覚
えるだけでなく、目で見て内容を確認できるように作られた動画アニメーショ
ンが秀逸です。

<修了/実力テスト>
理系論文攻略サブコースに対応した修了テストが9ユニット、工業英検3級の過
去問題を利用した実力テストが6ユニット。計15セット345問を収録しました。

<Techプロへの道>
上記4つのサブコースをレベル別に統合した複合コースです。各サブコースの
構成を初級から上級までの3レベルに編成し直したうえ、理工系のためのミニ
クイズやエッセイ、ゲームを用意しました。これらすべてを含んだ『学習マッ
プ』は、継続的な学習を可能にし、学習者を飽きさせることはありません!

技術英語パワーアップコースは 2008年3月10日にリリースされました。コース
内容の詳細やデモ版の紹介をご希望の方は、アルク教育社代表の連絡先、又は
各担当営業までお問い合わせください。

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【3】  シリーズ<モバイルアカデミー活用事例紹介>(全3回)
     「モバイルアカデミーを活用した授業
      第1回:学生の実態から見る携帯電話の必要性」
      (宮城教育大学 安藤明伸)
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世帯普及率88.0%と聞いて、何を想像しますか?
これは,携帯電話の世帯普及率(2007年3月内閣府消費動向調査)なのです。
この対象は世帯別の調査ですが、「大学生」に限定すればこの割合はどうなる
でしょうか。今年度、私の授業を履修した総勢404人の学生に関しては、100%
の所有率でした。今回は、大学生にとって「持っていて当然」な携帯電話を授
業で扱い始めた背景についてお話します。
私の授業は、大教室で100人弱の学生を相手したパソコン機器操作指導です。
昨年まで私は、「学生によって基礎知識に大きな差があること」「授業で高校
の復習レベルの基礎学習をやる時間的余裕がないこと」が悩みの種でした。
例えば宿題を出してみても…結果は予想通り。なにかと多忙な学生さんですか
ら、宿題の優先順位を上げてくれません。ただでさえ、既に知識やスキルのあ
る学生には、進度が遅いと毎回授業評価で指摘される始末ですから、これ以上
授業の進度を遅らせることもできません。
そこで目に入ったのが学生達の持つ携帯電話。今の学生達は「ちょっと一服」
ではなくて「ちょっとケータイ」。バス停で、友達と待ち合わせの間に、授業
の合間に、寝る前に…。今までデッドタイムだった「隙間時間」を、なんとか
学習に使えないだろうか。そう思った時に、アルクのモバイルアカデミーと出
会いました。
問題を携帯電話に配信できて、学習進捗状況の確認が行えるシステム。まさに
今の私に必要なツールと瞬時に感じました。そこで導入に先立って、学生にア
ンケートを実施してみました。その結果、携帯電話の所有率は100%で、通信料
金定額制への加入者は88.7%でした。また63.2%は、携帯電話を「生活に欠かせ
ないもの」と認識していました。パソコンを使いこなしていると感じている者
は19.4%であるのに対して、携帯電話では65.4%が使いこなしていると感じてい
ました。さらに64.2%は携帯電話の操作が好きと回答していました。これだけ
でも、携帯電話を学習用の情報通信機器として利用してみる価値がありそうで
す。そして利用を決定付けたのは、「携帯で学習して、この授業の理解を深め
たいですか」という問いに対して、98.8%の者が肯定的に回答していたことで
す。やはり学生は「習得したがっている」ということを再確認しました。
次回は利用の具体的方法について書きたいと思います。

●著者紹介
安藤 明伸(あんどう あきのぶ)
元 札幌市中学校技術・家庭科教諭。現 宮城教育大学技術教育講座
准教授。博士(学術)。専門分野は、技術教育、教育工学。ICTを導入した学
習環境や、そのシステム開発および学習ツールとしての携帯電話利用と学習効
果について研究している。モバイル学会理事。

※「モバイルアカデミー」の詳細情報は当社ホームページよりご覧ください。
  http://www.alc-mobile-academy.com/

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【4】  4月、5月の学会、シンポジウム開催案内
……………………………………………………………………………………………

        。・゜・゜.4月.゜・゜・。

  ◇26日(土)、27日(日)
   日本英語学会 国際春季フォーラム
   東京外国語大学 
   http://wwwsoc.nii.ac.jp/elsj/01.html


        。・゜・゜.5月.゜・゜・。
  ◇10日(土)
   LET関西支部 2008年度春季研究大会
   神戸市外国語大学
   http://www.j-let.org/kansai/

  ◇17日(土)、18日(日)
   日本語学会 2008年度春季大会
   日本大学 文理学部キャンパス
   http://www.jpling.gr.jp/taikai/2008a.html

  ◇24日(土)
   LET中部支部 第71回支部研究大会
   名古屋工業大学
   http://let.intl.chubu.ac.jp/modules/wordpress/

  ◇24日(土)、25日(日)
   日本語教育学会 2008年度春季大会
   首都大学東京(南大沢キャンパス)
   http://wwwsoc.nii.ac.jp/nkg/menu-taikai.htm

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編集後記
▽桜も咲いて、お花見日和ですね。近々、地元に新しい地下鉄の路線が開通す
 る予定です。今は駅前も静かですが、きっと数年のうちに人が増えて新しい
 街に生まれ変わるのだろうなぁ、と楽しみにしています。(M)
▽スペースシャトル「エンデバー」が、地球への帰還の途につきました。遠い
 宇宙への道が少しずつ具体化されていくようです。15年後の完成をめざして
 なんと宇宙エレベーターなるものも計画されているのだとか。私の幼い頃か
 らの夢である宇宙旅行も、生きているうちに叶うのかもしれません…!(I)

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  ALC NetAcademy 通信、次号は4月23日(水)に発行いたします。
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■発行元 株式会社アルク教育社 教育ネットワーク部

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