アルク語学教育研究支援制度

なぜ、アルクは研究支援制度を創設したのか

アルクが1969年の創立以来、一貫して掲げてきたミッションは「地球人ネットワークを創る」。言語教育を通して、国や文化の異なる人々の間のコミュニケーション促進に貢献してきました。

 

当社は、言語知識の獲得とその運用能力育成を言語教育における車の両輪と捉え、さまざまな教材、研修、テスト、学習支援サービスを開発・提供して参りました。

 

海外の人と一緒に仕事をする日本人と訪日外国人が飛躍的に増えた今、言語教育において継続的学びを通して、知識の定着や運用能力を向上させることが一層重要になってきました。この動きをさらに加速すべく、「アルク語学教育研究支援制度」を創設いたしました。

 

本制度のテーマは【継続学習を促す学習デザインの探求】です。 

 

①ICTを利用した教材や教授法、②次の学習行動を促すような評価法、③効果的なインタラクションなどの分野において、継続的学習を促す研究を進める方々を本制度は支援します。本制度を活用した研究の成果が、新たな教材、教授法、評価法などの創出につながることを期待しています。

 

自分の考えを自分の言葉で表現し、多様な人々と信頼関係、協力関係を築いていくことができる言語能力の開発にアルクは挑戦し続けます。

 

 

アルク語学教育研究支援制度中間報告


新規募集の中止

新型コロナウイルス感染症蔓延を含む諸事象により新規の研究企画の募集を中止しております。


研究支援の内容

1. 支援金:1件30万円以内。年3件。研究内容に応じて支援額を決定します。

2. 現物支給:研究者から要望がある場合、以下のようなものを支給いたします。

 A) アルクからの刊行物
 書籍、教材等をそのままの形で提供(データ提供は致しません)

 B) アルクのサービス
 TSST、ALC NetAcademy NEXT等

 C) アルクが著作権に関し判断可能、かつ、提供可能な教材データ等
 学習語彙リストSVL、『TOEIC® L&Rテスト 実力模試』等

※弊社の教材・サービスにおいて著作権の関係でデータではお出しできないものがあります。

支給の内容と数量は支援額と併せて検討し決定します。


3. 研究途中における助言:研究者からの中間報告を受け、必要に応じて専門家が助言します。

4. 支援期間:支援決定通知の月から原則1年間。研究期間の長短と支援内容は連動しないものとします。



研究支援分野

本制度の基本テーマ

【継続学習を促す学習デザインの探求】

■研究支援分野


A)ICT部門
ICTを利用した継続学習を促す教材の開発または利用方法の工夫とその効果検証

B)評価手法と評価結果の活用部門
次の学習行動を促すための評価法とその効果検証

C)インタラクション部門
学習意欲を継続・伸長させることを視野に入れたインタラクション活動の提案およびその効果検証

原則的に、各分野1件の研究を支援対象とします。



研究支援の対象者

個人の研究者、または研究者のグループ。個人またはグループが取り組む研究が途中のもの、他の助成を受けている研究であっても選考対象とします。他の研究支援を受けている場合は、本支援が必要である理由を提出する研究計画書の中の「7.これまでの準備状況」で明示してください。



選考基準

1. 応募書類が必要条件を満たしていること

2. 研究内容の教育的有用性、実現可能性

  上記を総合的に勘案して決定します。


研究成果公開

1. 研究結果は、研究支援開始月の1年後にアルクに報告することを原則とします。

2. 研究成果の公開に関し、研究成果の学会発表を目指す場合は、それを優先的公表の場として考慮します。

3. 可能な場合には、「アルク英語教育実態レポート」、アルクのWebサイト、アルク主催各種イベント等で発表していただきます。

4. 研究結果に応じて商品化(書籍化)を検討します。


研究支援制度細則

■支援金支給について


支援金は、応募者が支援決定通知を受領した日以降に使用可能となります。
詳細は別途、支援対象者に通知します。

なお、以下に該当する場合には、支援金または支給した現物の一部または全部の返還を求めることがあります。


(1) 虚偽の申し出または報告を行ったとき

(2) 支援対象となる研究活動等が中止となったとき

(3) 支援期間終了後、支援金の未使用金があるとき

(4) その他、弊社が研究支援の目的に照らして資金の使途が妥当でないと判断したとき


■契約について

支援対象者とアルクは契約を締結し、研究支援の詳細、守秘義務、個人情報保護などに関わる事柄を規定します。

お問い合わせ

academy@alc.co.jp

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