弘前大学における教養教育英語科目再履修クラスの取り組みについて
弘前大学 教育推進機構 教養教育開発実践センター 立田 夏子 先生
弘前大学の教養教育は、2016年度に新カリキュラムが開始されました。必修科目である英語科目が新カリキュラムに移行した際、問題の一つとなったのが旧カリキュラムにおける再履修者(現3年次生以上のべ約300名)への対応でした。その問題の一解決策として、2017年度に再履修者を対象とした再履修クラスを開講しました。そして、再履修クラス2クラスのうち1クラスにて、本学に既に導入されていた「ALC NetAcademy2(以下、NA2)」を使用さていただくこととなりました。
再履修者の問題点と解決策
本学教養教育英語科目における再履修者の問題として、主に以下の3点が挙げられます。
再履修者は、
1.学期開始時から授業への欠席が目立つため、担当教員が個別に欠席者へのフォロー・アップをすることになり、

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