愛知淑徳大学の英語教育におけるe-learningの活用事例
樗木 勇作 先生 (愛知淑徳大学 国際交流センター)
愛知淑徳大学では、主に全学向けの英語教育でALC NetAcademy、ALC NetAcademy2を10年以上にわたり利用してきた。この度、ALC NetAcademy NEXTのリリースに伴い、2016年度から総合英語トレーニング(初級・中級・上級)、PowerWords Hybridコースを導入した。そして、2017年度からは、TOEFL ITP(R) テスト攻略コースを追加した。
学内整備の変化
ALC NetAcademy、ALC NetAcademy2は主に学内のイントラネットでの使用を前提としていた。SSL-VPN(※)による学外アクセスにも対応していたが、SSL-VPNのソフトウェアアップデート頻度がクライアント側のOSアップデートのスピードに追いつかず、安定して利用できていた時期は少なく、かつ、クライアント側のセキュリティレベルを下げねばならないというリスクもあって、学外アクセスは実質的に、一部の学生に限定されていた。2016年度からは、学内の語学用パソコンを自習室のみとして、学生個人のスマートフォン(以降、「スマホ」)やタブレットを Wi-Fiの元、教室で使用する方法へ変更した。念のため、貸出用のiPadも用意した。
ALC NetAcademy NEXTの良さ
1年半使ってみて感じたALC NetAcademy NEXTの良さを挙げると以下の3点になる。
1) スマホでのアクセスが増えた

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