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英語学習支援に求められる伴走型アプローチとは ~アルクの英語学習アドバイザーサービスのご紹介を中心に~

2026年3月25日に株式会社アルクの英語学習アドバイザーである佐々木妙子アドバイザーより「英語学習支援に求められる伴走型アプローチとは ~アルクの英語学習アドバイザーサービスのご紹介を中心に~」というタイトルでセミナーを実施いたしましたので、その一部をご紹介いたします。

現在の教育現場では学生の学力の二極化が進み、教職員の限られたリソースの中で、一人ひとりに応じた学習支援の必要性が高まっています。
特に、学習意欲の高い学生へのさらなる支援や、英語学習の継続に課題を抱える学生へのフォローまで十分に行き届かないケースも少なくありません。
そのような課題に対し、弊社では英語学習アドバイザーによる支援を通じて、学習指導をサポートしています。

本セミナーでは、「英語学習アドバイザー」のご紹介から始まり、実際に学生にご登場いただきまして、佐々木アドバイザーの個別学習相談を再現したロールプレイを実施いたしました。その後、企業、大学でもよくご導入いただいているモチベーションアップセミナーについて、佐々木アドバイザーよりご説明並びに一部実演を行いました。

まず、弊社のアドバイザーは弊社の資格認定制度(ESAC:2005年創設)に基づき認定された「英語学習アドバイザー」です。 コーチングスキル、英語学習法、教授法、英語の指導経験、言語習得のメカニズム、また高い英語力を保持した方が、アドバイジングを行っています。
英語学習アドバイザーが提供する支援内容として、個別学習相談、eラーニングなどの学習ツール活用支援、TOEIC・TOEFL対策等をトピックとした課外講座の実施などが挙げられます。これらの支援は、個々の学習者のサポート、クラスのサポート、ラウンジの活性化など、大学の運用形態や学生のニーズに応じて柔軟に対応しています。特に個別学習相談では、学生一人ひとりの目標や学習状況に寄り添いながら、学習継続を支援する「伴走型」のアプローチを重視しており、学生だけでなく教職員向けにも実施されているケースもございます。

弊社の英語学習アドバイザーについてのご案内に続いて、 アドバイザーの具体的な支援イメージをご理解いただくため、学生との個別学習相談を想定したロールプレイを実施いたしました。
個別学習相談は、ラポール形成→情報収集→提案→学習計画の流れで進みました。TOEICのスコアアップを目指す学生に対し、佐々木アドバイザーが現在の学習状況や悩み、目標設定、生活スタイルなどを丁寧にヒアリングしながら、具体的な学習計画や学習継続方法について提案する様子をご覧いただきました。

その中で、佐々木アドバイザーからは、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」というお話がございました。英語学習アドバイザーは、単に「答え」を学生に教えるのではなく、「どのように学習を進めれば自走できるようになるか」を重視し、学生自身が継続的に学べる状態を目指しています。

また、学習支援においては、「学習面」だけではなく、「精神面」「環境面」を含めた三つの観点を意識して、一人ひとりの状況に合わせた支援を行っています。
英語学習に苦手意識を持つ学生に対しては、「学習面」だけでなく、「精神面」へのサポートも重要であるとのお話がございました。実際には、英語学習への意欲が高い学生がいる一方で、「これまでほとんど英語を勉強してこなかった」と感じている学生も少なくありません。
そのような学生であっても、「英語を話せるようになりたい」という思いを持っているケースは多く、英語学習アドバイザーは、その気持ちに寄り添いながら支援を行っています。
学校での英語の得意・不得意とは切り離し、「これから自分のやりたいことのために、英語と少しずつ仲良くなっていける」という前向きな視点を示すことで、学習への心理的ハードルを下げていきます。
また、「環境面」では、忙しい学生生活の中で継続しやすい学習習慣作りや、通学時間、隙間時間を活用した学習方法をご提案しています。

さらに、対面・オンライン双方でのアドバイジングの特徴についてもご紹介いたしました。
対面では学生の表情や雰囲気、細かな変化や迷いなどを感じ取りやすい一方、オンラインでは場所を選ばず相談できる利便性があり、現在ではオンライン相談を積極的に活用する学生も増えているとのことでした。

ロールプレイに続いて、「モチベーションアップセミナー」では、義務的な勉強としてではなく、「自分のやりたいこと」のために、自分に合ったスタイルで学習を進めることをテーマに、英語学習を「始めること」「続けること」に焦点を当てながら、自律学習を促すための工夫についてご紹介いたしました。
まず、英語学習を始めるためには、学生に英語を学習する目的を考えていただき、その後、自身の現在地や強み・弱みを整理していただきました。
現在地を把握していただくために、セミナー内では「英語の木」というワークも実施いたしました。
こちらのワークでは、文法・単語・発音などの基礎力を幹、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つのスキルを枝葉として自身の強み・弱みを記載していただきます。参加者が自身の英語力を把握することで、スキルアップすべき部分や学習方法を考えるきっかけ作りに繋がる内容となっておりました。
また、英語学習の目的地だけではなく、現在地を把握することが英語学習を始めるためには重要だとご説明いたしました。
「続けること」では、英語学習を習慣化させること、現在地から目的地までの一本線ではなく、直近の達成可能な目標を一つずつ設定していくことをご紹介いたしました。
一例として、「就職活動でTOEIC600点を目指したい」という目標に対し、現在のスコアや学習状況を整理した上で、まずは400点を目標として設定し、日々の学習へ落とし込んでいくという考え方が紹介されました。
本セミナーでは、単なる英語指導ではなく、学習者一人ひとりの状況や精神面にも寄り添いながら、自律学習を支援する「伴走型支援」の重要性について、個別学習相談のロールプレイおよびモチベーションアップセミナーの実施例を交えてご紹介いたしました。

以上がご講演の概略となります。佐々木妙子アドバイザーのご講演の詳細や、お話に挙がりました「英語学習アドバイザー」または「モチベーションアップセミナー」についてご関心をお持ちいただけましたら、academy@alc.co.jpまでご遠慮なくお問い合わせください。
(文・構成:文教営業部 宮内怜)

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