◆学生の語学力が飛躍的に向上
創価大学は、1971年の開学以来、外国語運用能力と多文化共生能力を身につけた「世界市民」を育成することに力を注いできた。特に近年では、2012年に文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」、14年には「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択される中、TOEIC(R)L&R TEST 730点、TOEFL-iBT 80点以上など一定の語学基準を達成した学生数が、13年度の296名から、17年度には1,106名と、飛躍的に増加した。こうした結果、本年発表された「スーパーグローバル大学創成支援事業」の中間評価では最高の「S」評価を獲得した。
こうした成果の推進力の一つが、ワールドランゲージセンター(以下、WLC)である。WLCは、本学の語学教育全般を担っており、年間でのべ3万人が利用するセルフアクセスセンターの運営なども行っているが、ここでは「グローバル人材育成推進事業」の採択を受け新設した週4限の英語特修プログラムである「English for Career Development(以下、ECD)」を、学生の語学力育成の一つの例として紹介したい。
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