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アルクグローバル通信

Vol.148 2018.12 発行:株式会社アルク アルク教育総合研究所

contents

 東洋学園大学では「プロジェクトマネジメント」の授業の一環として、外国人観光客に書道を教えるプロジェクトを実施している。学生たちは「英語」ではなく、「おもてなし」を成功させるために企画・運営からステイクホルダー・マネジメントまで幅広いタスクをこなす。このような英語をツールとして掛け合わせた実践的な総合学習であるPBL(Project Based Learning)は、学生らの大きな成長実感へと繋がっている。なぜ経営を専門とする学部の授業で、外国人を相手に英語で行うPBLを取り入れたのか。担当は英語教員ではない本庄加代子准教授。この授業に込められた想いを伺った。



◆学生の語学力が飛躍的に向上
 創価大学は、1971年の開学以来、外国語運用能力と多文化共生能力を身につけた「世界市民」を育成することに力を注いできた。特に近年では、2012年に文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」、14年には「スーパーグローバル大学創成支援事業」に採択される中、TOEIC(R)L&R TEST 730点、TOEFL-iBT 80点以上など一定の語学基準を達成した学生数が、13年度の296名から、17年度には1,106名と、飛躍的に増加した。こうした結果、本年発表された「スーパーグローバル大学創成支援事業」の中間評価では最高の「S」評価を獲得した。  こうした成果の推進力の一つが、ワールドランゲージセンター(以下、WLC)である。WLCは、本学の語学教育全般を担っており、年間でのべ3万人が利用するセルフアクセスセンターの運営なども行っているが、ここでは「グローバル人材育成推進事業」の採択を受け新設した週4限の英語特修プログラムである「English for Career Development(以下、ECD)」を、学生の語学力育成の一つの例として紹介したい。



 前号に続き、北海道大学人材育成本部における外国人博士課程留学生へのキャリア支援策についてご紹介します。人材開発において、T字型人間を目指せ、と言われることが多いです。自分の専門分野をTの字の縦棒、専門以外の普遍的な能力、例えばマネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップなどを横棒になぞらえています。優れた研究人材になるには、縦棒、即ち専門分 野の深堀りに加え、幅広い横棒の能力(これを移転可能な研究力と呼びます)をつけることが望まれています。専門分野の研究力は、主として指導教授の下での研究活動を通じて養われます。むろん、研究活動の中でも博士課程の学生は学部生や修士学生への指導などを通じて、マネジメント力、コミュニケーション力、リーダーシップなどを養うことは出来ますが、特に企業でのキャリアを希望する学生にとっては、より幅の広い移転可能な研究力、例えば自己管理能力、プレゼンテーション力、ビジネスコミュニケーション力などが求められます。


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