「学習者の意欲と動機を引き出す英語教育」
～ALC NetAcademy2を利用した英語教育アクティブラーニグ実践～

大阪電気通信大学　英語教育センター　柏原 郁子 先生

大阪電気通信大学様では、新カリキュラム科目としてアクティブラーニング形式の「英語スキルアップセミナー」を開始されています。学生は、週４回開講される同科目のどの授業でも参加でき、BasicコースとTOEIC500コースを選択した後、自分の興味と英語レベルにあった教材を自由に選び学習を進めることができます。教材として、ALC NetAcademy2「スーパースタンダード」「PowerWords」「英文法」「英語入門」「技術英語パワーアップ」の各コース、Moodleで作成した洋楽を用いたリスニング教材、多読プログラム「リーディングシャワー」など多彩な教材を提供し、リメディアルからTOEICで高得点を目指すあらゆるレベルの学生に対応されています。先生方は、学生の習熟度を見極めながら、適切な個別コーチングを行っておられます。本講演では、この科目の実践と学習意欲と動機を引き出すための試みについて紹介いただきます。

国際交流サポートルームのグローバル化教育の実践例
～Students Insightsに基づいたデータベースマーケティング～

神戸大学　発達科学部 国際交流サポートルーム（COTIE）　コーディネーター 齋藤　宜子 様

神戸大学様では、大学のグローバル化を推進する使命のもと、学生に対する様々な英語学習・留学促進プログラムを開発、整備、実践されています。発達科学部国際交流サポートルーム様では、これらのプログラムに学生が自律的に参加し、グローバル人材としての潜在的な能力を自主的に確実に開発できる仕組みのプラットフォームを構築中です。2016年度は、特に新入生への初期グローバルマインド醸成教育に力を入れておられます。大学側が、知見とコストをふり絞って魅力的なプログラムを取り揃えてみたものの、なぜか学生を集客できないといったご経験はありませんか？また、目前の学生の旬のInsightを分析し、そのInsightに基づいてプログラムを迅速にカスタマイズして継続的に提供することがきればとお考えになったことはございませんか？本講演では、高反響のグローバルマインド醸成講座の誕生秘話をご紹介いただきます。