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デモレポート
eラーニング「TOEFL ITP®テスト対策コース」
デモレッスン

去る7月12日、アルクの提供する英語コミュニケーションプログラムより「Four Skills English for Academic」と「eラーニングを活用したTOEFL ITP®テスト対策」の公開デモレッスンを実施しました。今回は、後半に行われた「eラーニングを活用したTOEFL ITP®テスト対策」デモレッスンの模様をお伝えします。

コース開始前の模試で実力を把握

冒頭、アルク担当者がeラーニングプログラム「ALC NetAcademy NEXT」の概要について説明しました。「ALC NetAcademy NEXT」では、「総合英語トレーニングコース」<初級・中級・上級>「TOEIC® L&Rテスト突破コース<500点・600点・730点>」「TOEFL ITP®テスト攻略コース」など、学習者の目的とレベルに合わせた全14コースを用意しています。
「TOEFL ITPテスト攻略コース」は、主に大学の交換留学等で利用されるTOEFL ITPテストのスコアアップを目指すプログラム。リスニング、文法、リーディングの各セクションを効率良く伸ばすためのトレーニングが行われます。学習時間の目安は74時間。4本の模擬試験が含まれており、受検機会の少ないTOEFL ITP®テストにしっかりと備えることができます。

今回は、eラーニングと対面授業を併用したプログラムを想定し、デモレッスンを行いました。講師を務めるのは、アルクの研修トレーナーである斎藤美祈。レッスンに入る前に、講師からコースの目的が説明されました。

「コースの目的は、英語運用能力の向上、学習方法&習慣定着、テストのスコアアップの3つです。TOEFL ITP®は留学を目的としたテストですから、現地で暮らすことを想定した英語運用能力を身につけ、正しい学習方法を習慣づけることが大切です。コース開始前にはeラーニングで模試を受け、その結果を初回のレッスンに持ってきてもらいます。これにより、一人一人の現状と目標を把握した上で受講を開始できます」。

レッスン中のミニテストで語彙を確認

まずは「語彙」のセクションからデモレッスンがスタート。あらかじめeラーニングで単語の学習をしてもらい、きちんと意味を覚えられているかをレッスン中のミニテストで確認します。デモレッスンでも、講師が読み上げた英単語の意味を日本語で書き、隣の人と答え合わせを行いました。

「expectは『期待する』ですが、名詞は? そう、expectationですね。品詞の展開は、文法のセクションでも頻繁に問われます。動詞に-tionが付くと名詞になる、といった形で品詞の展開を覚えておくのがお勧めですよ」と、斎藤講師はボキャブラリー増強のポイントを説明します。

強弱リズムを意識して音読&オーバーラッピング

続けて「音処理」のセクションに入ります。デモレッスンでは、事前に練習課題として出されていたスピーチのスクリプトを皆で音読。「processは、pu-ro-ce-suと読まないように注意。あるはずのない母音を読むと、強弱リズムが崩れます」と、講師が解説します。

発音に注意すべき単語をチェックした後、今度は音声を聞きながら同時に読むオーバーラッピングの練習を行いました。

「強弱リズムを意識して音読しましょう。Honeybees have a highly evolved navigational system(ミツバチは高度に進化したナビゲーションシステムを持っている)は、赤字部分を強く読みます。口が回らない場合は、慣れるまで赤字部分だけを言うのでも構いません」。

続けて隣の人とペアを組み、一人が音声を聞きながらオーバーラッピング、もう一人がその感想をフィードバックするアクティビティーを行いました。セクションの最後には、テキストの残り部分を「原稿なしで音声を聞いてもはっきりと聞こえるようになるまで」何度もオーバーラッピングする宿題が出されました。

「音処理は、コースの前半でかなりやり込みます。eラーニングでは、音声の再生スピードを変えたり、表示するテキストの種類(英語のみ、英語と日本語、表示なし)から選んだり、ディクテーションをしたりと、さまざまな練習ができるようになっています」。

聞こえた情報をイメージとして処理する

3つめのセクションは「語順処理」。英語を単語単位ではなく固まり単位で、聞いたそばから瞬時に理解していくトレーニングです。デモレッスンでは、先ほどのHoneybees have a highly evolved navigational system ...の英文を取り上げ、これを聞いてどのような絵が思い浮かぶか、生徒たちが意見を出し合いました。
「文字を見ると、ごく簡単な単語が使われています。でも、一度聞いただけでは『ミツバチがどんなスキルを持っているのか』をすぐに思い浮かべることができませんよね。得た情報を、イメージで処理していくように意識しましょう」。
セクションの最後に、スラッシュ入りのスクリプトを見ながら音声を聞き、固まりごとにイメージを思い浮かべる課題が出されました。

「eラーニングの教材にも、スラッシュ入りの英文が出てきます。固まりごとに音声を止めて、訳して、イメージする練習は、最初のうちは億劫だと思いますが、次第に200wpmを超えるスピードで読めるようになっていきます。eラーニングの教材では、読む速度も測ることができます」。

スコアアップに欠かせない文法をチェック

最後のセクションは「テスト対策」として、比較的スコアが伸びやすいとされている文法問題を取り上げました。デモレッスンでは、「主語と動詞が一致しているか」「時を表す言葉が適切か」に注意しながら、生徒たちと共に英文の誤りを探していきます。

「"One of my friends who live in the same apartment ..."という文は、どこが間違っているか分かりますか? one of my friendsということは、一人ですね。主語が単数ですから、動詞はliveでなくlivesとしなければなりません」。

同じようにいくつかの英文について誤りを探し、次回までの宿題を出して終了。セクションごとにさまざまな宿題が出されたので、最後に皆で確認し、デモレッスンが締めくくられました。

「自宅学習のスケジュール管理に役立つのが、アルクの研修プログラムで使用しているオリジナルの『AEAハンドブック』。目的や現状把握を書き込むページのほか、毎日、週1回、あるいは月1回行うべきアクティビティーを書き込むページがあります。講師も中身を確認して随時フィードバックを行い、修正しながら進めていきます」。

各大学の導入事例を紹介

デモレッスン終了後は、アルク担当者よりeラーニングを活用したプログラムの導入事例が紹介されました。一つめは、1コマ100分の対面授業10回と並行してeラーニングの「ALC NetAcademy NEXT TOEFL ITP® テスト攻略コース」を導入した大学のケース。
もう一つは、単発で「TOEFL ITP®テストセミナー」(3時間×1回)を行い、希望者を対象にeラーニングの「ALC NetAcademy NEXT TOEFL ITP® テスト攻略コース」を導入したケース。
こうして、すべてのセッションが終了。駆け足ではありましたが、実際のレッスンの様子を見ながらコースの進め方や目的を確認できる、有意義な時間となりました。

(文・構成: いしもとあやこ )

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