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アルクグローバル通信 (2017年7月)

<e-learning教育の現場から>

横浜国立大学における英語自習システムの取り組みについて

横浜国立大学経済学部 英語自習システム担当 原 直子 様


 横浜国立大学経済学部では、2016年に重点化経費の採択を得て、2017年春学期から「ALC NetAcademy NEXT TOEIC® L&Rテスト730点突破コース」を学部2年生必須授業である英語演習ARL(英語自習システム)に導入いたしました。

 横浜国立大学経済学部では、初期のe-learningシステムにあたる「ALC NetAcademy」を経て、「ALC NetAcademy2」、今回の「ALC NetAcademy NEXT」と、10年以上の利用実績があります。今期は横浜国立大学として初となるクラウドシステムを利用した教材を導入し、多忙な学生の学習時間および学習効果の向上を目標としています。

-学習効果の向上を図る-
英語はコツコツ学習することが重要です。特に聞き取りでは、何度も繰り返して聞き、更には速度に負荷をつけて、ネイティブが話す速度の聞き取りができるよう、実践力を養ってもらいたいと考えています。その為には、授業以外でも学習する時間を多くすることが大事になってきます。学生は私たちが思った以上に多忙であり、なかなか学習を進めることが難しいようです。ですので、学習の目標を明確に示す必要があり、学習する時間・場所をフレキシブルに設定できるようにする必要があります。今期は、「TOEIC® L&Rテスト730点突破コースの全ユニット完了」を目標とし、「ユニット完了状況を成績に加味する」こと宣言して、授業以外の学習時間の増加および向上を促しています。

-利用状況の向上を図る-
昨年度までは、学内のイントラネット環境のみでeラーニングを利用していたため、学生が授業終了後に英語自習専用教室に来ても「教室が閉室時間になっていた」など、場所・時間が限られてしまっていたことがネックでしたが、クラウド環境で利用できるALC NetAcademy NEXTを導入することで解消されました。 また、予算削減でパソコン教室を十分に整備することが難しくなってきている今日、個人所有(※)のパソコン又はモバイル端末(スマホやタブレット等)を利用させてもらうことで、パソコン教室問題も解消されました。また、授業中に学生の端末で設定を行ってしまうため、学生は自宅等に帰宅後、すぐに英語自習システムに取り組める、という双方が満足したWin-Winな関係となりました。
※事前アンケートにより、パソコンおよびモバイル端末を所有している学生数が100%であることを確認済みです。

-TOEIC®テスト受験について-
留学する、大学院を受験するとなるとTOEFL®テストですが、外資系・海外事業部に就職するなど、ビジネスで必要な実践的な英語コミニュケーション能力をはかるのはTOEIC®テストです。学生は最終的に就職することになりますから、TOEIC®テスト受験をすることは、時間的・金銭的に余裕があればお勧めしたいと思います。経済学部では毎年数名ではありますが、900点超えという強者の報告を受けており、このことは、私たち教職員もやりがいを感じるところであります。

-ALC NetAcademy NEXTを導入してみて-
システム担当者から感想としまして、4月導入から本日までに実感したことを4点ほど挙げさせていただきます。
①サーバ管理がなくなりました。
②教室管理が減りました。
③予算で悩むことがなくなりました。
④学生の対応時間が増やせました。

 セキュリティ面や物理的な管理に割いていた時間がなくなり、時間的にも金銭的にも「しばり」がなくなり、空いた時間を学生対応に充てることができるようになりました。余談ではありますが、学生とのコミュニケーションが増え、昨今のスマホ事情や学生生活や勉強時間など、いろいろと教えて貰えることが増えてきています。今まで学習させる側の思考しかなかったのですが、学習する側の事情も少しずつ見えてきました。このことを将来の横浜国立大学経済学部の英語教育に役立てることができればと考えております。



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