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アルクグローバル通信 (2018年3月)

グローバル教育の現場から

進級・進学の季節です。新学期に新たな学習を始める方は多くいらっしゃると思います。
先生方からよく「新学期の最初はやる気に満ち溢れているのだけど、その気持ちを維持させるのが大変」とお話を伺います。「学習を継続する」ためにはやはり強い'動機づけ'が必要です。そこで、今回はアルクが大学・企業様に提供している「マインドセット研修」の講師を担当されている株式会社ビジョンクリエイションの坂本欣也氏に「Global Vision研修」について紹介いただきます。


学習の動機付けに重要なマインドセット

株式会社ビジョンクリエイション 代表取締役 坂本欣也

Global Visionセミナー開発の背景

私は1992年から企業向けグローバル教育に携わり始めました。当時、受講生から「英語の必要性は分かるが、気が進まない」「そもそも、グローバルに興味がない。むしろ、アレルギーがある」と言った声が多くありました。講師からも受講生のやる気についての悩みを聞くことも多々ありました。このような経験から、英語などのスキル教育の前の「マインド教育」の必要性を痛感し、その開発を決意しました。

その想いを実現するため、アメリカの大学院で「国際異文化マネジメント」を学び、アメリカ、中国、インドなどで教育活動を行い、7年ぶりに帰国しました。そして、「Global Vision研修」を2010年に開発しました。現在は、アルクが実施する企業や大学向けの英語教育の事前およびフォローの位置づけで実施、これまで企業や大学を合わせて100組織、年間約1000名以上受講していただいています。

Global Vision研修の目的

①グローバルや異文化、英語への「壁」「アレルギー」を払拭する
②グローバルで活躍する自分自身のビジョンと実現方法を明確化することで、自信とやる気を強化する
③国籍、年齢、職種、性別などに関わらず、頼関係を構築し協働できるマインドとスキルを向上する
④グローバルな組織づくりをし、運営ができるマインドと能力を持ったリーダーを育てる

Global Vision研修の内容の一例

» 理想のグローバル人財に求められる能力と要件とは?
» なぜ人は「異文化」を拒絶してしまうのか?深層心理からの分析
» グローバル環境で起こりやすい実際の問題とその根本原因とは?
» あなたは、自国の文化を説明することができるか?
» 異文化理解や異文化適応では不十分。真に求められる能力とは?

受講後の主な声

「グローバルは特別なもの、自分には縁の無いもの、無理なものと諦めていた。しかし、受講してグローバルや英語への壁が低くなった。自分も海外に挑戦したくなった」
「自分自身の将来のビジョン、やりたい事、今後取り組むべき課題が明確になりスッキリした」
「周囲の人とのコミュニケーションや自分を見直す、良い棚卸しの機会となった」
「自文化(日本文化や自分自身)を知る重要性を知った。今後しっかりと勉強していきたい」

元受講生からも嬉しい声をいただいています。
「職場で自主的な英会話クラブを作り、部下や周囲を巻き込んで勉強を続けています」
「研修で学んだ事を職場で実践することで、周囲のメンバーがイキイキするようになりました」
「研修後、海外赴任への希望を出し、現在実際に海外赴任して頑張っています」
 
素晴らしい講師と内容のスキル研修を用意しても、受講生のやる気、本気度で、費用対効果(ROI)が大きく変動します。毎年定期開催していただいている企業や大学は、この効果を実感して継続していただいており、年々グローバル人財の層が厚くなって来られています。継続は力なりです。

学生のうちに受けておく事の優位性

「自分に自信が無い。自信の付け方を教えてほしい。」
「海外に興味があるが、よく分からないので、やはり怖い。」
「夢を描けと言われるが、社会人になった時の状況が分からないので、描けない。」
「社会人としてどんな能力が必要か分からない。」
などが、研修当初、学生から聞こえてくる主な声ですが、研修の最後には、自分自身の将来やグローバルへの挑戦について目を輝かせて語るようになります。

受講後の学生参加者からの実際の声
「グローバルという単語の意味を、これほど明確に、分かりやすく説明して頂いたことは初めてでした。」
「他文化間では相手への理解が必要というのは良く聞くことですが、何を理解すべきかが分かりやすかった。」
「グローバル人材について考えていたようなことを言語化してくださり、再確認を得ることが出来た。皆のビジョンを知ることが出来たのが面白かったし、パワーをもらえた。」
「研修のおかげで、新しく知り合いとなった同期とも、一気に距離がつまりました。」

ポイントは、彼らの心境を理解した上で、「リアルにポジティブに、現実を教えてあげる事」「ビジョンを描く方法を教えてあげる事」「他者との相互理解と信頼関係構築の成功体験をさせてあげる事」だと感じます。
この3つのポイントを体験することで、その後の勉強やその他の活動にも好影響を及ぼします。早ければ、早いに越したことはありません。この春からある高校で3年間に渡りGlobal Visionを教える予定です。その様子について、またご報告する機会があればと思います。



【筆者紹介】
坂本欣也

株式会社ビジョンクリエイション 代表取締役 人財・組織開発コンサルタント

学校法人、企業におけるグローバル人財育成、ビジョン共有、異文化コミュニケーション、リーダーシップ、組織ダイバーシティ推進を軸とした組織活性化等の領域を専門とし、主として日、米、中国、インド、フィリピン等で豊富なコンサルティング・講師経験を持つ。



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