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アルクグローバル通信 (2018年5月)

eラーニング教育の現場から

ALC NetAcademy NEXT 反転学習でライティング力が向上

関東学院大学 国際文化学部 教授 吉田広毅先生

 本学金沢文庫キャンパスでは2017年度より、ALC NetAcademy NEXTを1年次生対象の必修の第一外国語科目と連携させて利用しています。導入に際し、学生の自律的な学習を促すために、いくつかの手立てを講じました。例えば、学期中は、eラーニング担当教員が学生の学習状況をモニタリングし、月一回程度、科目担当教員に報告。学習状況が芳しくない学生に対しては動機付けを行っています。
 2017年度に私が担当したグラマー&ライティングの授業は、ALC NetAcademyNEXTを活用した反転学習の形で進めました。毎回の授業の最後に、指定した範囲を予習するよう指示。授業では予習内容のポイントを振り返り、補足説明を行った後、学んだ文法事項に応じたジャンルベースの表現活動に取り組ませました。その結果、学生の文法知識とeラーニングの進捗度が向上しました。また、文法の基礎学習を予習でまかなうことで、パラグラフライティングのパフォーマンスが高まりました。
 アンケートの結果、約8割の学生が「文法の知識が向上した」「Mini Testが理解度確認に役立った」と回答しています。これからも、学生の声を聞きながら、学生にとってよりよい学習環境を作っていきたいと考えております。


ALC NetAcademyNEXT 利用データ
【目的】「基礎力強化」「学習時間増加」「テスト対策」
【対象者】キャンパス1年生(約500名)うち、反転学習は約40名
【コース】基礎からの英文法トレーニングコース
【利用方法】
・時間外学習:授業外で指定のユニットを予習させ、授業でMini Testに類する内容の小テストを実施
・授業の副教材:Unitの文法事項を基にしたジャンルベースのライティング活動を授業で実施
・基礎力強化:リメディアル教育の一環として、基礎的な文法事項の学び直し、理解確認に利用
・自習用:毎週、継続的に一定範囲を学習させることで、学習習慣の形成に利用


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