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アルク英語学習アドバイザーのご紹介


英語学習者を取り巻く環境の変化とアドバイザーのニーズについて

 英語に限らず、科学や技術の進歩が教育、特に学習者や学習者を取り巻く環境に及ぼした影響には目を見張るものがあります。

 何年か前まで高等教育機関の授業は教師による講義が主流でした。しかし、今は大教室で行う授業であってもプロジェクトや小グループを基本にしたクラス運営が目立つようになり、学生は教師とだけではなく、学生同士で積極的に課題に取り組むことが増えてきています。それは教育が単なる知識の受け渡しだけではないことや、どのように学ぶかによって学習の効果が大きく変わること、つまり、学習者自身が、みずからの学習に積極的に関わっていくことの重要性が、多くの研究結果によって明らかになってきたためだと思われます。

 また、IT機器や端末を利用することで、学習者は必要な情報はいつでもどこでも自由に取り出せるようになりました。専門的な知識でさえ、自宅で好きなときにインターネットから簡単に取得することができます。こうした学習環境の大きな変化は学習者のニーズを多様化させ、学習者が期待する教育も、より個人にカスタマイズされたものへと進化しています。

 

「英語学習支援のプロ」の育成を目的とするアルク英語学習アドバイザー資格制度(ESAC)は2005年、そういった時代の潮流の中で誕生しました。当時は民間英会話学校の教務担当者・日本人講師、子供の英語教室主催者などが、サービス向上のためにワークショップに参加する傾向がありました。しかし近年では、高校・大学の現役の教員や学習支援室の職員、企業の人事担当者の参加も目立つようになってきています。その背景にあるのは、従来の画一的な教育からの転換として、冒頭に挙げた教育の個別化、多様な学習方法への関心の高まりに他なりません。

 

 弊社のワークショップでは、英語学習アドバイザーを「自転車の補助輪」にたとえています。学習者がなりたい自分を明確に意識し、現状とのギャップに自分自身で気づいて、学習行動を変えられるよう、脇からサポートしていくのがアドバイザーの仕事です。自律学習の重要性は叫ばれるものの、あふれんばかりの安価で雑多な学習情報・教材をどのように取捨選択していくかを学習者自身が学んでいくには、経験豊富な助言者が必要です。学習者が「補助輪」を外しても成長し続けられるように学習者の学習プロセスを応援していくことがESAC英語学習アドバイザーの主たる目的であり、教師とは違う立場から学習者をサポートしていると言えます。


アルク英語学習アドバイザーについてのお問合せは担当営業、もしくは下記お問い合わせ先へお気軽にご連絡ください。

株式会社アルク 文教ネットワーク部 E-mail:bunkyo@alc-education.jp

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