すでにご案内させていただきましたように、今年2月(もう来月ですね!)に新eラーニング「ALC NetAcademy NEXT」をリリースいたします。
この新しいeラーニングの前身となるALC NetAcademy2は、これまでに全国455の教育機関でご採用いただいており、国立大学では約8割の学校に導入されています。
今回は、2月にリリースするコースのうち、「PowerWords Hybridコース」について紹介いたします。このコースは、アルク独自の語彙リストである「標準語彙水準SVL12000」(SVL=Standard Vocabulary List)のうち、LEVEL01~06の6000語を学習できる単語学習コースです。「単語に焦点を当ててその意味やつづりを覚える」、「例文を用いて文脈の中で単語の意味や使い方を身に付ける」という2通りの学習ができることから、「ハイブリッド」という名称を付けました。
こここでは、本コースの特長をご紹介していきたいと思います。
1 英語力のベースとなる6000語を徹底学習
本コースには、上記の通り6000語の英単語が収録されています。
SVLのLevel01~06の6000語は、以下のように定義されています。
Level01:英語の基礎をなす必須単語
Level02:日常生活で活躍する英単語
Level03:楽しく会話がはずむ英単語
Level04:読解の基礎を固める英単語
Level05:大学受験前に覚える英単語
Level06:検定試験に挑戦する英単語
つまり、大学生や社会人として一般的に必要な英単語が、この6000語の中にぎっしり詰まっているのです。学習者のみなさまには、まずはこの6000語を繰り返し学習してしっかり身に付けていただきたいと思います。そして、この6000語のベースの上に、TOEICテストや科学技術英語など、学習者の方々が個別に必要とする分野の英単語を積み上げていくようにすると、実践的で効率のよい英単語学習ができるはずです。
2 とにかくしつこい!
本コースでは、1ユニット10単語をさまざまな形で学習することで、単語の定着率を高めています。また、単語を覚えるまで何度も繰り返し出題する仕組みを徹底的に構築しています。
1ユニットの学習の構成は以下の通りです。
<インプット>
STEP01:フラッシュカードで単語とその意味を確認する
<ドリル>
STEP01:英→日、日→英で単語とその意味を確認する(正解するまで出題)
STEP02:単語のつづりを入力する(各単語2回ずつ)
STEP03:英文の中に入る単語を考える
STEP04:英単語を見て日本語訳を答えるドリルで覚えたかどうかを確認する(制限時間あり)
一通り学習するだけで、同じ単語を8~9回触れられる仕組みになっています(STEP04は解答状況によって出題回数が変化します)。
さらに!
上記STEP04では同じ単語が2~3回出題されますが、ここで2回以上間違った単語は、自動的に学習者個人の「語彙ブラックリスト」に登録されます。「語彙ブラックリスト」では登録された単語をまとめて復習でき、ここで何度か正解するまでその単語はリストから消えない仕組みになっています。
ブラックリストに残っている単語は「まだ覚えられていない単語」です。ここが「ゼロ」になるまでしっかり学習していただきたいと思います。
そして!
本コースは、5ユニット学習するごとに「確認テスト」をご用意しています。ここでは、その直前の5ユニットで学習した50単語をもう一度すべて復習します。1回目の学習から時間を置いて、もう一度同じ単語に触れる「スパイラル学習」の効果で、単語の定着率がさらに高まるのです。
3 レベルに配慮した語義、例文
単語集を利用する際に、1つの単語にたくさんの意味が書かれていて覚えにくかったり、学習語のレベルに対して例文が難しすぎたりしたことはないでしょうか。
本コースでは、学習者のレベルに配慮した語義選択、例文作成を行っています。
まず、学習させる語義を1単語につき1つに限定しました(Level01は多義語が多いので2つまで)。語義選択にあたっては、各レベルの学習者の英語力、英語の利用シーンを考慮しています。使う機会のあまりない知識を数多く詰め込むよりは、よく見聞きする意味を1つ、確実に覚えていただくための方針です。
また、例文に使う単語や表現も、学習レベルの範囲を超えないようにしています。例えば、Level01の単語の例文はLevel01の単語を、Level02の単語の例文はLevel01~02の単語を使って作成しているため、学習語以外の部分が難しすぎて理解できない、ということがないのです。(国名や固有名詞など、一部に例外があります)
4 モバイル環境で無理なく学習
本コースは、すべての機能をスマートフォンやタブレットで学習できます。動作も軽く、操作しやすい画面になっているので、スキマ時間や通勤・通学時間を使っての学習などにも積極的にお使いいただけます。
いかがでしたでしょうか。
ALC NetAcademy NEXT、「PowerWords Hybridコース」にご関心のある先生方は、ぜひ当社営業までお声掛けください!
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