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【オンライン研修対応可】

英語自己学習法セミナー 
Self-Study Seminar

英語力向上の総合トレーニング

「英文を文字で見たら分かるのに、音で聞くと分からない」「時間をかけて英文を書くことはできても、瞬発力をもって話せない」、そのような経験はありませんか。英語は単語や文法を知識として知っているだけでは、実際に使う場面で、聞いたり話したりすることができません。「知っている」英語を「使える」英語にするには、"英語筋"のトレーニング=「自己学習」が必要です。
本セミナーでは、"英語筋"を鍛えるための総合トレーニング、アルクオリジナルのトレーニングプログラム「R&Bメソッド」を使用した学習法を紹介します。

プログラムの特長

  1. 英語回路を強化するトレーニング法を体験
  2. 実践につながる学習法を知る
  3. 英語に対する苦手意識を払しょくし、英語学習のモチベーションを高める

R&Bメソッド

英語の音感覚を磨き、語順処理力を高めます。
母国語では、「音」「文字」「意味」を同時に無意識に高速処理しています。R&Bメソッドは、この作業を英語でも行えるようにアルクが開発した英語習得法です。シャドーイング、ディクテーション、リピーティングなどの音感覚と理解力を高める5つの学習法を一番効果的な順序で組み合わせ、日本人が最も効率的に「使える英語」を身につけるためのトレーニングメソッドです。

プログラム内容

・講 師 日本人講師
・対象レベル 初級:TOEIC®L&Rテスト 300-470点
中級:TOEIC®L&Rテスト 470-600点
・クラス人数 10名~150名
・使用教材 英語学習法冊子
・標準セミナー時間 2時間~3時間

※標準研修時間はあくまで目安となります。貴社のご状況にあわせて最適なプランをご提案させていただきます。

セミナーの流れ

SCHEDULE 目的・ねらい
9:00
●イントロダクション
英語で困っている事=「課題」に対して、何が必要なのか=「解決策」を明らかにし、R&Bメソッドがどのようにお手伝いができるのかを紹介します。
●現状把握
「英語筋」を鍛えるには、ご自身の今の状態を診断することから始めましょう。フィットネスジムの入会時に身体測定をするように、英語力の現在地を測定して「できている事」と「できない事」を洗い出します。
1.診断:課題発見
シャドーイング、ディクテーションで現在地を確認し、自分の認識とのギャップを知る。
●音トレーニング
耳から入ってくる英語の音をキャッチできるようにしましょう。そのために必要な「英語の音のルール」を紹介し、たくさん声に出して練習していきます。短時間で劇的に発音も向上します。
2.音の自動化:聞き取れる音を増やす
英語らしい音をつくる要素を知り、同じように言えるようになることで、聞こえる耳を作る。
12:00
●意味処理トレーニング
耳から入ってくる音が意味を成し、聞こえてくる語順どおりに理解できるようになりましょう。日本語に訳したり、文の後ろから返り読みする癖をなくし、意味処理スピードの向上を目指します。

意味処理トレーニングの最後のステップでは、現状把握時に聞こえなかった音や理解できなかった文が、すっと耳に入ってきて「聞こえる!」感覚が味わえます。
●まとめと学習アドバイス
今日から一人でトレーニングが始められるよう5つのステップをおさらいし、学習計画を立てる時間をとります。トレーニングに最適な身の回りの素材や教材もご紹介します。
3.語順処理:音と語順の同時処理
文字から離れ、「音」から「意味」をとらえる処理力を鍛える。
無料トライアルレッスンお申込み>>

英語自己学習法セミナー オンラインでの実施の様子(無料セミナー「体験!テレワークでもできる英語研修」より)

・使用システム Zoom
・参加者 約100名
・実施日 2020年7月9日
講師の解説
コミュニケーションのスタイルはスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングの4種類。このうちスピーキングとリスニングは、文字ではなく音を介したコミュニケーションのため、瞬発力が必要。セミナーではこの瞬発力を鍛えます。
ステップ1:「スピーキングとリスニングのそれぞれについて抱えている悩み」について参加者同士でディスカッション
  • 運営側によって4名前後のグループ分け
  • Zoomの機能を使って「ブレークアウトセッション」に招待。画面に表示された「参加」ボタンをクリックして個別の部屋にり、互いに顔を見ながら少人数でじっくりと話し合い。
ステップ2:ディスカッションのまとめ
「悩み」は以下3つに集約されました。
  • 単語が分からない(語彙)
  • 英語の音に慣れていない(発音)
  • 聞こえた通りに意味処理できない(語順)
ステップ3:トレーニング準備
講師が英文音声を流し、参加者がリスニング、シャドーイング、ディクテーションを行います。
※シャドーイング......英語音声のすぐ後から聞こえた通りにまねして言う。
※ディクテーション......聞こえた英語を書き取る。
この活動から、各自が英語力の現状把握をするとともに、「単語が分からなかった」「文字で見れば分かるのに聞き取れなかった」「聞こえたけれど意味が分からなかった」といった課題に気付くことができます。
ステップ4:トレーニング
  1. Phrase Reading(フレーズ・リーディング)
    意味のかたまりごとに英文にスラッシュを入れ、英語の語順通りに理解していく読み方です。まずは講師が実演し、その後参加者がスクリプトを音読。うまく読めなかった個所と、その原因を把握します。
  2. 英語の音の仕組みを理解する
    英語の音には、内容語(文の中で重要な意味を持つ語)を長く、ゆっくり、はっきりと読み、機能語(主として文法的な役割を果たす語)を短く、速く、あいまいに読むという特徴があります。さらに、2つの音がつながって別の音になる「同化」、子音と母音がつながる「連結」、子音が聞こえなくなる「脱落」も大事なポイント。これらを意識しながら、講師の手拍子に合わせて英文を発声。
  3. Overlapping(オーバーラッピング)
    英語の強弱リズムや音声変化の記号が示されたスクリプトを見ながら、お手本の音声にぴったりと重ねるように言うトレーニング。
    最初に講師の声、続けてCDの音声に重ねて発声します。
  4. Look Up & Say(ルックアップ&セイ)
    顔を上げ、スクリプトを見ずに英文を暗唱するトレーニング。まずはスクリプトを見て、スラッシュで区切られたかたまりごとに意味を確認しつつ記憶にとどめます。それから顔を上げ、文字を見ずに英文を声に出します。
  5. Sentence Repeat(リピーティング)
    音声を聞き、1文ごとに聞き取った英文を繰り返して言うトレーニング。講師が1文ごとに音声を止め、参加者はそのタイミングで英文を声に出します。
  6. Shadowing(シャドーイング)
    冒頭で行ったシャドーイングに、もう一度チャレンジ。トレーニングを通じて「音を聞き、意味を理解し、それを音に出して再現する」力がつき、初回よりも格段にスムーズに発話できるようになっていました。

実際のレッスンではさまざまな素材を用いて、個々のトレーニングを繰り返し行います。
各参加者がZoomの音声をミュートにしているため、声を出すアクティビティーやトレーニングでは、自分の声がほかの参加者に聞こえないため、気恥ずかしさを感じることなく、より英語のトレーニングだけに集中できます。

事例紹介

【IT関連企業 新入社員対象】

  • 期間: 1日2.5時間
  • 形態: オンライン(Zoom)
  • 人数: 90名(新入社員全員)
  • 概要: 当初、本社オフィスにて2クラスに分かれて実施する予定であったが、コロナ対応として、各受講生が自宅からPCを利用して実施

ご担当者様の声

  • 受講生は全国各地に散らばっていたが、全員がトラブルなく、参加することが出来た
  • 周りに遠慮せず声を出して練習ができたことで、学習法の効果を最大限に味わってもらうことが出来た
  • アンケート結果では評点5点満点において、理解度4.3、講師満足度4.4と評価は高く、受講生からのオンライン開催へのネガティブなコメントが皆無だった

※評点は回答数83の平均値