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海外ビジネススクールのエグゼクティブエデュケーションと 求められる英語力について

海外ビジネススクールの
エグゼクティブエデュケーションと
求められる英語力について

こんにちは。グローバル人材育成の「アルク」のライティングチームです。
海外研修の中でも、グローバルリーダーの育成に最適なプログラムが、海外のトップビジネススクールが提供しているエグゼクティブエデュケーションです。 以前から、多くの日本企業がグローバルリーダーの育成のために社員を派遣してきましたが、新型コロナの影響で過去2年ほどは派遣が見送られてきました。
しかし新しい年度を迎えた今、アルクエデュケーションには再びエグゼクティブエデュケーションの派遣プログラムに関するお問い合わせが増えています。そこで今回は、エグゼクティブエデュケーションで得られる「学び」や、プログラムへの参加に必要な「英語力」についてお伝えします。

エグゼクティブエデュケーションの学びとは?

エグゼクティブエデュケーションとは、ビジネスでのリーダーシップ、マネジメント、戦略的思考などに関心を持つ参加者が、数日から数週間の期間で参加する、学位を取得しないマネジメント研修プログラムのことです。

このプログラムの最大の特徴は、従来のビジネスセミナーのような「座学スタイル」ではなく、「実践型スタイル」であることです。参加者は、様々な国や文化背景を持つ他のビジネスパーソンと交流し、自身の考えや意見を伝えながらリーダーシップやマネジメントのスキルを磨きます。

ビジネスシミュレーションやケーススタディーを通じて、参加者は自身の経験やリーダーシップスタイルを踏まえ、与えられた条件下でリーダーとしての意思決定を競い、自己のリーダーシップを見直し、グローバルビジネスのリーダーに成長することを目指します。

また、プログラム終了後も専任のコーチやメンターが参加者に対し、学んだことを業務にどう取り組んでいくかをサポートします。

学びの場を提供するだけでなく、世界中のリーダーとのネットワーク構築が可能な点も、エグゼクティブエデュケーションの大きな魅力であり、世界中から参加者が絶えない理由のひとつです。

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エグゼクティブエデュケーションで必要となる英語力とは?

研修ご担当者様の中には、ビジネススクールが提供しているMBAプログラムへの派遣を担当されている方もいらっしゃると思います。MBAの入学審査では、英語を母国語としない方は、TOEFLやIELTSといった試験で一定以上のスコアが求められます。更にネイティブスピーカーも受験する論理的思考力を測るGMATにて高いスコアが求められるため、MBAの入学審査では高い英語力が求められることはご存じの方も多いと思います。

例えば、TOEIC 900点前後の方がTOEFL を受験すると120点満点中で初回の平均点は70点程度です。MBAの入学審査を満たすためには、100点以上を突破する必要があります。これには一般的に300~400時間の学習が必要であり、準備期間としては半年程度が推奨されています。

一方、エグゼクティブエデュケーションは、出願時にTOEFLやGMATなどのテストの受験は必要ありません。参加者の役職や職務が、参加を希望するプログラムの対象にしっかりとマッチしていれば、参加は認められます。

ただし、それによって高い英語力が求められないわけではありません。先述のように、プログラムは数日から長くても数週間と短期間のプログラムですので、初日から積極的にプログラムに参加し、関係構築できる高いコミュニケーション力が必要となります。

過去には日本企業からの参加者が英語力の低さを理由に、教授からこれ以上プログラムに参加しないように打診された、他の外国企業からクレームが入った、などの例もありました。エグゼクティブエデュケーションは主に管理職者の方が参加することが多く、会社の看板を背負って参加するようなものですので、プログラム参加までに十分な準備をしておくことをお勧めします。

実りある研修のために

上述のように、エグゼクティブエデュケーションに参加し、何を得てくるのかは、参加者がどれだけ積極的にプログラムに参加し、関係を構築するかにかかっています。 高い英語コミュニケーション力は勿論のこと、プログラム参加前に会社やご自身の今後の課題を明確にし、エグゼクティブエデュケーションを経てどのように活かしていくのか、学習目的をしっかりと掲げておく必要があります。参加者が高い英語力を持ち、明確な課題意識があるほど、エグゼクティブエデュケーションから得られる成果も大きくなるといっても過言ではありません。

そのためには、余裕をもって候補者を選出し、プログラムの主旨や目的を正しく伝え、参加者が主体性をもって取り組めるように余裕を持たせること、参加者の英語力に応じた正しい準備期間を用意することが重要となります。

アルクエデュケーションでは、エグゼクティブエデュケーションに向けたプログラムの選定から、出願書類の準備のサポート、ビジネススクールへのコンタクトなど、出願準備全般をトータルにサポートしています。また、エグゼクティブエデュケーションに参加される方を対象にした専用のコース、Pre-Executive Education Programs(PREP)をはじめ、参加者の英語力に応じた各種英語力向上のための研修を行っています。

グローバルリーダー育成の最新情報やエグゼクティブエデュケーションを活用した最新の教育についてご紹介するセミナーも開催しております。エグゼクティブエデュケーションでの学びを最大化するためにも、ぜひ、一度お気軽にお問い合わせください。

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