Axcelead Drug Discovery Partners株式会社
人事部門 シニアディレクター
青木康明さん
研究課題やステージ、モダリティに合わせたソリューションを提供する、日本初の創薬ソリューションプロバイダー、Axcelead Drug Discovery Partners。
2017年の設立から順調に事業を拡大し、現在は200を超える製薬会社・ベンチャー・アカデミア・公的研究機関などを顧客としています。さらなる成長を目指して海外事業を展開するにあたり、英語でのコミュニケーション力を持つ社員の育成に力を入れています。
課題 |
|
---|---|
対象者 |
|
研修内容 | |
成果 |
|
研修を受講した社員はまず、英語に向き合う意識が変わると言います。以前は英語に対して臆する気持ちを持っていましたが、研修を経て、英語を使った会議の場などで緊張感が解け、リスニングで分からないところがあれば聞き返すといった変化が表れていると聞きました。
受講者それぞれの課題や得手不得手に対応し、学習に取り組んでみようと受講生に思わせる、アルクさんの幅広いコンテンツがそうした変化を生み出しているのではないかと思います。また、少人数クラスで密度の濃い指導が受けられ、「より実践的な学びが得られた」というポジティブな声も寄せられています。同僚と一緒に取り組むことで学習への抵抗感が下がるという効果があるようです。
そして、講師の方の的確なアドバイスは、受講者の助けとなっています。初めは困難に感じていた学習内容に取り組めるようになったほか、学習方法についてのアドバイスも受け、研修後の学習継続の動機付けにつながっている社員もいます。現在の英語力を分析した上で、それに合わせた学習方法のサジェスチョンを行ってもらえるのは、アルクさんの研修プログラムの大きな魅力だと感じています。
設立から6年が経過して顧客数も200を超え、さらなる成長のための経営戦略の一つとして海外への事業展開が挙げられます。特に、市場および研究開発投資の規模が大きい北米がターゲットです。
そこで課題となるのが、ニーズを引き出し新規に顧客を獲得する営業活動、プロジェクトミーティング、口頭や文書での報告など、英語でコミュニケーションができる人材の育成です。社員の英語力の底上げと、より高度なセールスやプロジェクト活動が英語でできるコア人材の育成を目指し、研修を導入しました。
アルクさんの研修は英語四技能のいずれかに偏らず、総合的なコンテンツが用意されており、当社が必要としている力が養えると期待して導入を決定しました。
研修を実施してきた1年の間に、今後は海外の顧客が増えていくという意識が社員の中で浸透してきていると感じています。高い意識を持つ社員の間では、社内のコミュニケーションツールを活用して情報交換するなど、英語でのコミュニケーション力を向上していこうという動きが徐々に見られます。
当社では人材開発のスタンスとして自立・自発性を重視しており、英語学習についても自発的な学習継続を今後の課題とし、研修を続けていきたいと考えています。
武田薬品工業株式会社の創薬プラットフォームを継承し、2017年に事業を開始。
「創薬に携わる人々に寄り添うベストパートナーとして、画期的な医薬品の創出に貢献」することを企業ミッションに掲げる日本初の創薬ソリューションプロバイダーである。
創薬に必要なほぼ全ての機能を有し、創薬ターゲットの探索から医薬品候補化合物の最適化、さらには臨床開発への橋渡しプロセスまでの非臨床創薬研究サービスをワンストップで提供している。
人事コンサルティング企業、事業会社での人事担当を経て、Axcelead Drug Discovery Partners に入社。
人事各機能をマネジメント。
従業員の成長支援を重要テーマとして位置づけ、社内各部署と連携して取り組んでいる。