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日本語会話力を
10段階で評価

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レベル概要

10段階のレベル

JSSTは、レベル1からレベル10までの10段階で評価をお出しします。 非常に簡単な単語や文章が少し話せる程度の「初級」から、会議でもさほど困難を感じない「上級」までカバーしています。

各レベルの特徴は、下の欄をクリックしてご確認ください。

Level 10 上級
Level 9
Level 8 中級
Level 7
Level 6
Level 5
Level 4
Level 3 初級
Level 2
Level 1

Level 10

level10

レベルイメージ

さまざまな状況において、自信を持って説得力のある話し方をしています。多様な話題に自分の意見を織り込みながら話しており、その際に物事の詳細な描写を加えるなどして、自分の言いたい事を常に具体的に述べることができています。

テキストタイプ

単文から重文、複文まで、多様な文の構造を効果的に使い分けることができています。また、段落分けをしながら論理的にまとまりのある話を展開する力も備えており、安定して上級レベルの能力を発揮しています。

文法

複文や、受身形、使役動詞などを含んだ高度な構文を使う際に初歩的なミスが見られることがありますが、基本的にはしっかりした文法力を持っています。ただし、込み入った構造の文を作る時は、文法を意識しながら話さないと正確さが保てないようです。

発音・流暢さ

ノンネイティブの日本語に慣れていないネイティブスピーカーでも、まったく問題なく理解できる発音です。 リズムやイントネーション、感情を表現するときの声の使い方なども自然で申し分ありません。

待遇表現

尊敬語・謙譲語の使い分けをほぼ完璧にコントロールできます。尊敬語・謙譲語の選択ミスはなく、活用ミスも散発的です。ただ、相手に合わせた敬語のレベルをコントロールするのは難しい場合があり、時には、そこまでやらなくても、というぐらい丁寧になったり、逆に敬語のレベルが低くなったりすることもあるでしょう

Level 9

level9

レベルイメージ

日常生活で自分に関わりのある事について、詳細を述べることができます。さらに一般的な事についても、ある程度関心のある事柄であれば、個人的な意見を述べることもできています。

テキストタイプ

単文から重文、複文まで、多様な文の構造を使って自然に話すことができています。時にはパラグラフ単位で論理的に話を展開しており、全体的に発話量が多いです。ただし、同じ構文を何度も繰り返すなど、使用する文の構造にやや偏りがあるようです。

文法

文法の知識は身についており、話す場面でもうまく活用できるレベルです。しかし、内容が込み入ってくると、構文を思い出そうとしたり、動詞の時制を確認したりしながら話すので、言いよどんだり、言い直したりすることが多くなります。

発音・流暢さ

発音はネイティブスピーカーに近くなってきています。リズム、イントネーションの不自然さや発音の不明瞭さは残りますが、コミュニケーションにはまったく支障がない程度のものです

待遇表現

尊敬語、謙譲語を必要に応じて使うことができます。しかし、活用ミスや接頭辞の付け忘れや誤用などはまだ見られます。尊敬語・謙譲語の選択ミスも多少残ります。また、接続表現に改まった表現を使えないなど(「ですから」と言わずに「だから」と言うなど)の小さな間違いも見られます。

Level 8

level8

レベルイメージ

過去に起きた事についての説明や描写をする場合に、自分の経験談を交えたり、背景を詳細に話したりなど一歩進んだ発想で話を進めることができます。ただし、話題によってはうまくまとまらないこともあります。

テキストタイプ

単文から重文、複文まで、多様な文の構造を使い分けながら自然に話すことができています。発話量も安定しており、時にはパラグラフに分けて話を展開しようとしていますが、まだ十分にはできないようです。

文法

基礎的な文法の知識は身についており、間違えても自分で言い直すことができます。上級レベルの内容を話したり、表現を使ったりする時に、常習化したミスがいくつか見られます。

発音・流暢さ

上級より上の言語機能(例:「詳細な理由づけをする」「意見を述べる」など)を使ったり、身近ではない話題を話したりする時には繰り返しや言い直しが見られますが、他の場合は滑らかに日本語が出てきています。発音も母語の影響が薄れ、外国人の日本語に慣れていないネイティブスピーカーでも理解できるでしょう

待遇表現

発話で尊敬語、謙譲語を正しく使うことができるようになります。しかし、尊敬語と謙譲語が逆になるなどの選択ミスが半分程度あり、また、敬語の活用ミスも非常に多いのが特徴です。

Level 7

level7

レベルイメージ

身近な事に関しては、余裕を持って話を膨らませながら話すことができます。過去に起きた事を説明したり、比較したりすることもできていますが、提供する情報が十分ではない場合があります。

テキストタイプ

文と文の論理的なつながりを意識しながら、接続詞を使ってまとまりのある話をしています。ただし、場合によっては、簡単な文で答えられるところを無理に長く話そうとして複雑になるなど、不自然な点も見られます。

文法

簡単な構造の文章ならば、大きなミスをすることなく話しています。また、接続詞でつなげた文章をほぼ正しく使うことができます。しかし、センテンスが長くなると、小さなミスが重なって相手の理解を妨げることもありますが、ミスを自分で訂正したり、言い直したりする姿勢が見られます。

発音・流暢さ

日常的な内容や得意な分野では滑らかに話せますが、込み入った内容を話したり、難しい構文を使ったりしようとすると、言い直しや繰り返し、つなぎ言葉がかなり多くなります。発音には母語の影響がまだありますが、相手の理解の妨げになるほどではありません。

待遇表現

「です・ます」の形を保って終始話すことができます。しかし、尊敬語、謙譲語に形を変えることはまだ難しく、敬語の特別な形もあまり使えません。しかし、尊敬語・謙譲語の形を変えようと努力したり、敬語の特別な形を 使おうとする意欲が見られます。

Level 6

level6

レベルイメージ

質問に対して、時にはいろいろな状況を設定し、具体的な例を挙げながらわかりやすく答えています。言いたい事をすべて言うことはできませんが、相手に提供する情報はかなり多くなってきています。

テキストタイプ

身近な話題からやや一般的な事まで文単位で話すことができており、全体にまとまりのある話をする努力もしています。ただし、使っている文の構造は単文が中心で、発話が単調になりがちです。

文法

一文一文は簡単な構造の文章ですが、大きなミスをすることなく話しています。また、接続詞でつなげた文章 をほぼ正しく使うことができます。しかし、センテンスが長くなると、小さなミスが重なって相手の理解を妨げることもあります。

発音・流暢さ

身近な事に関する単文であれば滑らかに話すことができますが、内容が少し複雑になったり文章を長くしよう としたりすると、途端に流暢さが落ちてしまいます。発音には母語の影響が多少残っていますが、聞き手の理解を妨げるほどではないでしょう。

待遇表現

「です・ます」の形を保って終始話すことができます。しかし、尊敬語、謙譲語に形を変えることはまだ難しく、敬語の特別な形もあまり使えません。丸覚えした定型句(「私は○○と申します」「××から参りました」など)を使うことはできます。

Level 5

level5

レベルイメージ

自分の身近な事については、簡単な理由の説明や描写を交えながら現在形で話すことができます。 時々、聞かれた事以上の付加的な情報を自分から提供することもあります。

テキストタイプ

文単位で話しており、自然に簡単な接続詞を使うことができます。長い文章で話そうとする姿勢が見られますが、不自然になったり、極端に発話の流暢さが落ちたりします。

文法

簡単な構造の文ならば大きなミスをすることなく話しています。しかし、複雑な構文になると、間違いが多くな ります。時制の間違いもまだ多くあります。

発音・流暢さ

文章を長くしようとすると長い沈黙が多くなるので、聞き手は文章が終わるまで待たなければならず、自然なコミュニケーションを維持することができない場合があります。また、長音・撥音・促音・濁音などの発音に母語の影響が見られるようです。

待遇表現

発話の半分程度しか「です・ます」で話すことはできませんが、話そうという意欲が見られます。尊敬語、謙譲語に形を変えることはできません。また、敬語の特別な形や、定型句もほとんど覚えていません。

Level 4

level4

レベルイメージ

さまざまな質問に、文章で答えることができます。しかし、答えた事に関してさらに詳しく説明しようと試みても、身近な限られた話題以外はなかなか話を完結させることができず、途中で切れてしまうことがあります。

テキストタイプ

文単位で話すことはほぼできており、接続詞で単文をいくつか組み合わせることもあります。複文 を作ろうとする姿勢が見られますが、文が完結しなかったり、聞き手の理解の妨げとなる大きな 文法的間違いが含まれていたりする場合が多いです。

文法

基本的に文単位で話していますが、トピックや言語機能(例えば「説明する」、「描写する」など)によっては、 活用ミスなど初歩的な間違いが頻繁に見られます。

発音・流暢さ

単語やフレーズは比較的滑らかに出てくることもありますが、文を作ろうとすると、言い直しや繰り返し、つなぎ言葉が多くなってしまうようです。また、発音には母語の影響が強く残っていますが、 外国人の日本語に慣れている人なら内容を理解できるでしょう。

待遇表現

発話ではセンテンスを保つことができますが、友達に対するような表現が混じって、終始「です・ます」の形を保つことができません。尊敬語、謙譲語に形を変えることもまだできません。また、敬語の特別な形や、定型 句もまだ覚えていません。

Level 3

level3

レベルイメージ

自分にとって身近な話題に関しては、きちんと受け答えをすることができます。しかし、身近でない話題については何も答えられない場合が多く、答えたとしても短く言葉を返すのみになってしまいます。

テキストタイプ

簡単な文で話すことはだいたいできており、独立した単文を2つ、3つまとめて話している場合もあります。全体としては比較的正確な文を作っていますが、言い終わるまでに時間がかかります。

文法

語順がバラバラになる、主語や動詞が抜けるなどの初歩的な文法の誤りが発話全体に頻繁に見られます。また、単語のみ、フレーズのみで答えてしまうこともあります。文法の基本的な知識がまだしっかり身についていないようです。

発音・流暢さ

丸暗記した簡単な表現は比較的滑らかに出てきますが、自分の言葉で説明しなければならない場合は言い直しや繰り返し、つなぎ言葉が多くなり、時には黙りこんでしまいます。発音には母語の影響が強く残り、何度か繰り返しても通じないことがあるでしょう。

待遇表現

基本的に語彙・フレーズで話し、センテンスを保つことができないので、「です・ます」で話せてもその割合は4分の1程度です。

Level 2

level2

レベルイメージ

質問に対しての答えはかろうじて話すことができますが、話を持続させたり、自分から会話を始めたりすることはほとんどありません。

テキストタイプ

不完全なセンテンスや簡単なセンテンス、単語の羅列や短いフレーズなどで話します。全体的にセンテンスの割合は低く、また、正しいセンテンスもほとんどありません。「私の名前は○○です。」などの暗記したものは、センテンスとはみなされません。

文法

センテンスを使って答えようとしても語順が正しくなかったり、主語や動詞が抜けてしまったりと、間違いが目立ちます。暗記している文は正しく使えるかもしれませんが、自分で文を組み立てると、正しいセンテンスはほとんどありません。

発音・流暢さ

発音には母語の影響が強く、外国人の日本語に慣れている日本人でも理解が難しい場合があります。発話に自信がないためはっきりしない話し方になることも多いでしょう。

待遇表現

基本的に語彙・フレーズで話し、センテンスはほとんどないので、「です・ます」の形で話せることはほとんどないでしょう。

Level 1

level1

レベルイメージ

質問に対して何らかの反応を返すのが精一杯で、最小限の答えになります。

テキストタイプ

単語ひとつ、または単語の羅列や短いフレーズのみでセンテンスは作れません。「私の名前は○○です。」などの暗記したものは、センテンスとはみなされません。

文法

日本語の語順で単語を並べることが難しく、自分で文を組み立てようとすると、大きな間違いのある文になったりしてしまいます。

発音・流暢さ

発音には母語の影響が非常に強く、外国人の日本語に慣れている日本人で も理解できないことが多いでしょう。聞き取れても理解するのに大変な努力が必要です。

待遇表現

基本的に語彙・フレーズで話し、センテンスは作れないので、「です・ます」の形 は作れません。